嗚呼、狂光隊

Pani狂。 - 狂光隊ノ雑記 - 戰鬪録

 

2004年11月13日(新宿ヘッドパワー)
 恐縮。〜禁色赤目回廊〜

曲目
 ・空
 ・嗚呼美シキ人生
 (万歳三唱「狂暴万歳」)
 ・革命行進曲
 ・譽
 (構成員紹介)
 ・愛国者
 ・国民ノ理想(クニタミノユメ)
 (三本締め)

新宿。魔の巣窟(人混みの事)。しかもいつも一緒のヨル姉さんが風邪引いて欠席。一人きりで魔の棲む都・東京へ踏み込んだッス。
途中で迷いそうになったりオロオロしたり泣きそうになったりしたけど、無事に(開場の3時間くらい前に)辿り着けたので良かったです。

新宿ヘッドパワーの場内はちょっと珍しい造りで、地下へ下って受付を通ってから、店内の階段を上ると会場、上らずに奥へ進むと丁度舞台の真下に当たる場所にバーカウンターがある、とゆー面白いカタチだったです。演奏中にカウンター行ったら互いの声が聞こえなくて往生しました。とほー。

サテ。
大元帥殿は当然、その階段を上ってきて御登場なさいました。「なんか下の方からいつもの笛の音が聞こえるナァ」って…別に背が低いからとかそういうんじゃなくて(コノ発言、銃殺刑ニ値ス)。
今回は対バンに「cali≠gari」の方が出る関係かなんかで会場は結構な人混み(うあぁ)。その人垣の間を縫って御登場です。
舞台前に柵があったけど、まるで銀様のために手を広げて待っていたかのような入り口が舞台の脇に。今日はわざわざよじ登らないで済むな、と思っていたら、流石銀様は日本男児。
しっかり鉄柵乗り越えて真っ直ぐ舞台に上がって行かれました。
嗚呼今日もおっとこまえ〜〜〜!!!と心で叫びつつ、敬礼。

大元帥殿の「ほな行ってみよかぁ〜!!!」がたまらなく好きです。夏に仕事してた時、駐車場から会社へ向かう前に車中でイッパツ叫んで気合入れてから出社していたほど好きです。
今回の一曲目は「空」!!!
人工の翼(ハンググライダー)で気ままに大空を翔る大元帥殿が目に見えるようです。日記タイトル下の「地面を捨て大空へ出よう!」にピッタリというか。
自分の中でかなり上位にくる曲なので、これが生で聴けると単純に嬉しい。
そのまま「嗚呼美シキ人生」へ。企画中の新型実演音録集にこれが入ると思われるので実戦投入(販売)が今から楽しみ。
そろそろ腕を振り上げるタイミングが解かる様になって参りました。…遅。

万歳三唱。
銀様がこの時に必ず見せる「期待してるでぇ、お前らv」っていう感じの流し目がタマランです。
てゆーか、「どでかいの期待してるで」ってのはホントに御自分でおっしゃってますが。
で、ご期待に副えるよう、どどんと万歳。一回しゃがんだ時点で膝がぱきょっと鳴って焦ったり。ワシももう歳か。
「乗り遅れて3回目だけ『ば、ばんざ〜〜い』ってしとる人もおるなァ」なんて上から観察なさってて、思わず笑。
こう、曲間でこちょこちょっとイジって笑かすあの話術はすごいと思います。流石大元帥殿。

中盤戦。
「革命行進曲」。唯一手に入れてない音源に入っている一曲。
でもなんとなくノリでジャンプ出来てしまうのは何故だ?嗚呼早く「敵前上陸」が欲すぃ。ヤフオクにかからんかなぁ。
その次は「譽」、蹴鞠様のサビが聴く度毎度違うのは…まさか自分の弾いたフレーズのトレースが出来ないとかそーゆうことはないですよね(再ビ銃殺刑)。
イヤ毎度変わる方がカッコいいし蹴鞠様は何やっても素敵なのでこのまま突き進んで頂きたいです。

構成員紹介。
何故か内容が「遠征道中の銀様情報」に集中。

最初の蹴鞠様は「銀が途中のサービスエリアで子供にいぢわるしてた」との報告。
それを聞いて大元帥殿は「あれはッ、オレがこっち行こうと思ったら相手も同じ方に避けちゃって今度こっち避けたら向こうも同じ方に来て、ってそれだけの事やッ」と弁明?なさってたのですが、「じゃあなんでわざわざコウ両手広げて通せんぼしてたの?」と突っ込まれてました。銀様ったら、お茶目様…。しかも5人くらいのオコサマにそれやったみたいです。嗚呼。

更に、大原中将がサシた「サービスエリアで自動販売機の方に走ってった銀の走り方が、こう、オンナノコ走りでした」との情報!!!マジデスカ!!!
大原中将ご自身が立ち上がって身振りを「こう」ってやったのがとても可愛らしかった^^;
しかし想像つかんな、銀様のオンナノコ走りは…。いやご当人まで「アホ、こんなんするかぁッッ!」って再現してたけど。
やはり色っぽく腕を振りながらもゲタ鳴らしてカッコンカッコン走ってらしたんだろうか。考えただけで(不純な)笑みが…。

そしてオチ担当(違)の柘植様は相変わらずオイシイとこかっさらっていかれました。
「なぁさっき控え室で言ってた満州事変ってナニ?」
なんぢゃそりゃあ!?何でイキナリ満州事変?と思ったら、流石柘植様、見事なオチをご用意(?)なさってました。
「?満州事変?そんなハナシしてへんよ」
「いや、控え室にいた時俺の後ろで銀が満州事変のハナシしとったでしょ」
「うぅん?…あ、ちょっとコッチで内輪の話してええ?」と客席に同意を求めた上で柘植様に向き合う銀様。
「満州事変って言ったらアレでしょ、1931年の…」
「知ってるけど…(考え)…違うわ!みんながオレに『椎名林檎の東京事変』を薦めてくるってハナシしとったんや!!!」
うわぁ!!(爆笑)柘植様モロ天然丸出し!!!しかも。
「えー…なぁんだぁ…満州事変じゃないのか…(心底ガッカリな風で)」
…嗚呼…。どうせなら満州事変の方が良かったんだ、柘植様は…。
も、最強です、天然オチマシーン柘植様。
そのあと、なんか、従軍慰安の証?とかいうものを知り合いにもらったとかのハナシもなさってましたが、何せ『満州事変≠東京事変』がパンチありすぎて…。もう許してください。

そして「藤銀次郎は男前!!!」でご満悦の大元帥殿が、どこかの坂で見たと言うお話。
「ガイジンの子供のイジメは非道いぞ!!!なんかにゃ〜にゃにゃにゃ〜にゃにゃ歌いながら、そのコの周りをグルグル回るんや!!!それも大勢でだぞ!!!アレは頭にくる!!!てかムカつく!!!自分がやられたら多分、刀持ってたら斬り捨てちまうくらいムカつくぞ!!!」
その、にゃ〜にゃ〜歌いながら踊ってる銀様が異様に愛らしく見えたのは末期症状なんでしょうか。でもほんと可愛かった。

しかし…今回ワシは中央〜後ろの方に立って参戦してたんですが、アレ?なんか狂光隊の数少なくないか?とか思うほど掛け声が小さかった気が…。
き、気のせいだと思いたい。

後半戦。今回はいつもより長めの持ち時間40分、との事でしたが…正直、「えっもう後半戦!?」と思うくらいあっという間だったです。
やはり楽しい時間はすぐ過ぎてしまうものですね。

以前の戦闘中、「愛国者」で度重なる失敗を演じたためとうとう「丁稚」にまで降格してしまった柘植様(公式掲示板では「勝坊」なんて呼ばれてますが)。汚名返上、名誉挽回のこの一曲。
本当に「祈る」格好で独奏部分を聞いてました。…嗚呼、良かったァ、無事に乗り越えられて。後は次々回の單獨戰鬪までに復権できるといいんですけど…どうなんでしょうねぇ。
今回は「國民ノ理想」で締めです。これだけ暴れられる曲でも、頭振ったり飛び上がったりしてる人が少ないというのは…やっぱ名古屋じゃないから?(偏見)
周りの方の迷惑になるんじゃないかとヒヤヒヤしながらも、ガッツリ飛んでこの戰鬪を締めくくらせて頂きました。

最後はもちろん恒例の三本締め。大元帥殿の「任務完了〜〜〜!!!」の雄叫びで今日も終了。やはり素晴らしかったです。
「有難う御座いました!!!」

ーーー

えー。
ここからは、全く狂暴には関係の無い話なんですが。

会場に入った時、場内のあちこちで数人のオンナノコたちが様々なコスチュームを着て、パフォーマンス(と呼んでいいのか解からないが)をやっていたんですけども。

なんてゆーか、あの、…ヒキました。ゴメン。でもあの時会場中が一体となってヒいてたですよ。

ゴスロリ娘ちゃんの愛するような、いわゆる「不可思議な、退廃的な」雰囲気タップリのパフォだったんですが、申し訳ないけどもイマイチ意味が解からんかったです。
いろんなコスで「自分テーマに沿った気狂い」を「演じてる」んだと思うんだけど…
ナンダコレハ!?こういうの、新進演劇とかって呼ぶのかなぁ!?新しい自己表現の方法?
しかし「演じている」ってより、ただただ「奇声を上げているだけ」にしか見えなかったんです…。

(同じ言葉をずーっと繰り返すだけの「不思議の国のアリスチャン」がいたりとか。
ボンデージで「ひざまずいてワンとお鳴き」しか言わないオネーサンとか。
「僕の時間はどうして動かないんだー!!!なんでキミは動いてるんだー!!!」みたいな事を叫びながら会場中駆け回るガクランちゃんとか。
それに呼応する「永遠の時間を持つあたしには死ぬ事も許されないの!!」って叫ぶお人形ちゃんとか。)

なんか「普通に精神がイっちゃってる人達」状態。開場から開演までの1時間まるまるソレで、ヘンな洗脳をされた気分だったです。鬱るっていうか。
掛かってる音楽もずっと単調な不協和音のオルゴールで、ちょっと耳障りだったし。

あのパフォは「ゴスロリを知らない人に、ゴスロリを誤解させる」のが目的なのかいな?
ちょっと、そうとしか思えないパフォーマンスだったです。
傍にいた知らんコが「お化け屋敷かと思ったー、一人じゃ怖くって近く通れないよー」と笑っていたとです。ワシ、心でうなづいてしまいました。
『恐縮』自体がそういう雰囲気のイベント…だったのかなぁ。ううむ。

 

 

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